試食販売

試食は食べるだけでもいいの?買う必要はない?疑問に現役マネキンがお答え

週末になるとスーパーでよく見かける試食。
ウィンナーや、お肉などの焼いている匂いが、美味しそうだと食べたくなりますよね!
特にお腹が空いている夕方なんかだと、ついつい足が向いてしまうもの。
無料でその商品を、味見する事が出来る試食は嬉しいですね。

だけど意外にも試食に対して、こんな疑問や不安を持つ人が多いのです。

  • 試食したら買わされるんじゃないの?
  • 試食したら嫌な顔をされた
  • 1人で試食するのが恥ずかしい

 

きっと大体の人は上げた3つの中に、当てはまっているんじゃないかと思います。
でもこれってすご~くわかります!

だって私自身も試食販売をするまで同じように思っていたから!

そこで今回は、お客さんの疑問や不安を試食販売する側が、詳しく解説していきます。

試食販売の目的

まずはこれを知ってもらうのが一番わかりやすいと思います。
今の時代は、テレビや雑誌、SNSなどで知りたい商品の情報がいつでも手に入ります。

それなのにどうして、わざわざ無料で試食を配るのか?
これはやっぱり商品の味を直接知ってもらえるからですね!

例えばCMで商品の情報を流しても、見ている方は何とな~くこういう味なのかな?というイメージがつく程度。
だけど試食で提供すれば…味、調理法、保存方法、賞味期限、値段など。
多くの情報をお客さんに知ってもらう事が出来ます。

もちろんそれで購入に繋げれることが出来るのが一番ベスト。

だけど試食販売の目的は、あくまでもその味を知ってもらう事なんですね。

その為にメーカーはお金を出してまで、スーパーに販売員を派遣しています。
だからまずは、お客さんに食べてもらわなきゃ始まらない!

購入するかどうかは、その後についてくる結果であって、無理に買わせるのが目的ではありません。(キッパリ)

きっとお客さんだって、この辺を頭では分かってくれている人が、多いと思うんですよね。
じゃあそれなのにどうして、試食=買わされる。又は買わないといけない空気になるのか?

これには大きく分けて3つの原因があります。

 

主な原因まとめ
  1. 派遣会社の事情
  2. スーパー側の事情
  3. マネキンのおさいふ事情

 

 

まずはこの3つの原因を、分かりやすくひも解いてみたいと思います!

原因その①マネキンを派遣している会社にある

マネキンさんも試食の目的は、味を知ってもらう為だと分かっています。
だから無理に押し売りなんてしたくないし、配るだけで売る必要まであると知らなかった人も結構います。

実際に求人を見てみると、お客さんに笑顔で試食を渡すだけの仕事です♪みたいに書いてある。

だから私も仕事を始めた当初は、試食を配るのがメインで、売り上げは二の次でいいんだという認識でした。
でもいざ色々な派遣に登録して仕事をしてみると、売り上げにうるさい会社があるんですよねぇ…(涙)

マネキンさんは試食販売の仕事を終えると、売り上げやお客さんの反応などを書いたレポートを提出します。
これを会社側がメーカーに送って、その数字や反応を元に商品開発のヒントに繋げていく。

なのでまず売り上げをチェックするのは派遣会社。
まぁ会社からしたら少しでも売り上げて、メーカーの機嫌を取りたい、仕事を多くもらいたい狙いがあるんでしょうね。

結果、売り上げに対して過敏になる=マネキンへもっと売れとプレッシャーをかける。
そうすると必然的にマネキンも、お客さんに対して商品を、強く押し進めてしまうんですね。
この悪循環で試食をすると買わされる空気になるのが原因の1つ。

原因その②スーパー側の事情

試食販売は基本的に新商品をPRするのが主。
でもたまに、リニューアルをした訳でもない既存品を、売る場合があるんですね。

こういう場合の販売は、在庫処分が目的。
別に味のアピールとか、そういうのはいいからとにかく売って、在庫を処分したい!
マネキンからすれば、ひじょーに迷惑な話なんだけども。

だって新商品や限定品でもない既存品の味見は、まずお客さんが食いつかない。
特にアピールするポイントもないし、既に味を知っている人が多いからやりづらい…。

ごく稀にだけど、販売商品である部門の担当者が、売り上げに口を出してくることがあります。
在庫が○○だけあるから、今日一日でちゃんと売って(処分して)よね!
…みたいに試食販売の目的を無視した無茶を要求してくることがある。
本音を言えば、こんなスーパーは潰れろと思うよね。

会社からはそんな要求を聞かされていなくても、現場でそんな圧をかけられたら…。
味を知ってもらうよりも、売る方へとシフトしても仕方ない事。

そうすると結局、それがお客さんにも伝わって、押し売りされたように感じてしまう可能性があります。

という訳で原因の2つ目はスーパー側の在庫処分。

原因その③試食品はマネキンが立て替えている

クレームでもよくある試食をしたら嫌な顔をされた。主な原因はこれかなと思います。

これはね~正直言うと私自身も、思い当たる節があります(笑)
試食品はメインとなる商品はもちろん、材料、備品までマネキンが一時的に立て合えるのが一般的。

だからあまり多く試食が出てしまうと、その分だけお金がかかってしまうのです。
マネキンさんもそれぞれ事情があるので、立て替えにあまりお金をかける事が出来ない人も当然います。

私が経験した中だと…試食で使う材料の他に景品代2万円も立て替えという仕事もありました。

もちろん高額買い取りの場合は、会社から事前に前借りも出来ます^^
じゃないと、こんなに立て替えたらお金なくなっちゃうじゃん!?って思いますよね。
ちなみに私は、この立て替えをカードにして、その分ポイントを有効的に貯めています。

そうすれば、お給料と一緒に立て替え金が返ってきた後に、カードの支払いが来るので一石二鳥!(マネキンさんにはカード払いがおすすめ)

でも学生のマネキンさんだと、まだカードを持っていなくて現金払いしか、出来ない事もあります。
あと支払いは普段現金オンリーだから、カードは持たない人も主義の人いますよね。

仕事の度に買い取りを現金でしていたら、誰かれかまわず試食を渡すわけにはいかないのが正直なところ。

私もカード払いが出来ないスーパーだと、今日は出来るだけ試食は多く出したくないな~と、思う事があります。

3つ目の原因はマネキンさんのお財布事情でした。

1人で試食するのが恥ずかしい

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大人が試食を1人で食べているなんて、周りの目が気になるという人が、きっと多いんじゃないでしょうか?
でもこの気持ちすごーくわかりますよ!

誰だって1人で何かをするのって勇気がいるし、一歩を踏み出すのにためらうものです。
でもそこはあまり気負わず、気軽に試食してもらえたらと思います。
上で散々、売り上げやお財布事情がどうの~と語った後に言うのも何ですが…(笑)

だけど本当に!試食の目的は味を知ってもらう事です。

そうは言っても…やっぱり1人で食べるのはきまずいですよね。
まずは試食しやすい方法をご紹介するので一度試して欲しいです。

 
  1. 販売員が調理中など何か作業をしている時に試食をもらう
  2. 家族や友人など誰かと一緒に行く
  3. なるべく大きな声で明るく宣伝している販売員の所へ行く
  4. 何人か試食している人が集まっているタイミングを狙う

 

 

それでは1つずつ理由を見てみましょう!

 

①販売員が正面を向いている所に行くよりも、目線がそれている方が心理的な負担が少ないです。作業で忙しそうにしてる時の方が、もらう側もさりげなく試食を受け取る事が出来る。

②これはもう鉄板ですね!誰かと一緒なら周りの目も気にならないし、商品の説明も聞きやすいですよね。

③ つまらなさそうな顔をして、立っているだけの販売員よりも、確実に試食しやすいです。食べている間も、明るく商品の説明をしてくれるはずなので、気まずさもないですよ。

④このパターンで試食しに来る人はすごく多いです!やっぱり人だかりができていると、それだけで何だろう?って気になりますよね。

どれも簡単な方法なので、もし気になる試食品があれば試してみてください。

試食は基本的にお一人様一回です!無料だからと食べ過ぎないように注意してくださいね。

試食に対する疑問や不安まとめ

今回はお客さんが疑問や不安に思う点を、販売員の視点からお話しました。
これで少しでもスーパーで見かける試食に、興味を持ってもらえたら嬉しいです!

  • 試食は味を知ってもらうのが目的(無理に買う必要はない)
  • 販売員が押し売りする形になってしまうのにはちゃんと原因がある(主に3つ)
  • 1人で試食するのが恥ずかしい時は、紹介した方法を試して欲しい

まだまだ、お客さん側の試食に対する疑問があるかもしれないので、気づいたら随時更新していきます。

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