新米が出る時期はもちろんですが、お米の試食って一年を通して多いもの。
余計な調理もないし、ご飯を炊くだけで楽ちん!
でも最初の頃は、色々と手間取って大変でした(汗)
簡単なように見えて実は奥深いお米の試食販売。
お米は炊くのに時間もかかるし、5キロしか売ってないと調理場まで運ぶのも重い!
一番の失敗は、マネキンさんとのおしゃべりに気をとられて、お米を床にバラまいた事…。
今思い返しても、本当に恥ずかしい失敗です。
それでもお米の販売を何回もしていくうちに、コツが掴めてきました!
目次
お米の試食は朝の準備が勝負!
基本的に試食する商品は、朝の時点で買い取りする事が多いと思います。
でもお米の場合は、水に浸したり炊く時間がかかる。
だからまずは買い取りの前に、すぐ調理場へ向かいましょう!
すぐにお米を水に浸して、準備にとりかかります。
浸す時間は10分~15分程度でOK!
本当なら30分は浸したいところだけど、そこまでの余裕はないので短時間で大丈夫です。
お米を炊いている間に、試食品の買い取りをしちゃいましょう。
商品の封が空いてる状態でも買い取りは出来ます。
レジで「試食販売の買い取りお願いします」と一言添えればスムーズ。
買い取りの基本はこちらの記事に詳しく書いてます↓
炊飯器のコンセント問題
イオンなどの大型店舗だと、マネキンさんの人数も多いです。
そうすると他にも、お米の販売をする人が他にもいる事も結構あるんですよね。
調理が必要な場合は、グリル鍋を使う場合も出てくる。
そこで意外と困るのが、炊飯器を使うコンセントが不足する事態…!
ベテランマネキンさんはそれを分かっているので、早めに入店する人も多いぐらいです。
じゃないとコンセントが埋まってしまい、本当に困るんですよね(涙)
だからお米の試食をする時は、遅番の10時半入店の仕事は絶対避けた方がいいです!
(自分以外にもマネキンが多数入りそうな店舗の場合)
自分が販売する売り場でお米を炊いていいか、担当者に相談しましょう。
大体の店舗は売り場の調理が可能だけど、たまにダメなスーパーもあります。
売り場にコンセントはあるけど、自分の持ち場から遠い場合。
その場合は仕方ないので、販売場所をコンセントのそばに移動しましょう。
売り上げにも影響がでちゃうかもですが…肝心のご飯が、炊けないと試食出せないですしね!
お米の試食販売にあると便利なアイテム

・輪ゴム
・計量スプーン
まず輪ゴムは、お米の封を開けた時、口を縛るのに役立ちます。
上にも書きましたが、私はお米を床にバラまくという最悪な失敗をしています(笑)
その時、封を閉じるものがなかったから、口が空いたままだったんですね~。
だからちょっと気を抜いた隙に、手からすべって悲惨な事態になりました!
それ以来、必ず輪ゴムを持参して口を閉じるようにしています。
軽量スプーンは試食を出す時にあると便利!
お米の試食は、サランラップにお米をくるんで出す事が多いと思います。
でもしゃもじだと大きすぎて、一口サイズのお米をすくいづらいんですよ。
そこで私は、家から軽量スプーンを持参しています。
軽量スプーンはお米のカップに入れる

資材にお米の量をはかるカップが入っていますよね。
少量の水と一緒に、軽量スプーンも一緒に入れておきます。
そうすればお米がスプーンに付着して、ご飯がすくいにくくなるのを防げますよ!
お水が入っているので、試食台の上にこぼさないよう注意してくださいね。
お米の販売は難しい?
何度か販売してみて思うのは、お米の販売ってなかなか難しい…。
今はお米って色々なブランドが出ているじゃないですか?
それでもやっぱり「コシヒカリ」が一番人気。
CMで流れている新商品のお米だと興味を持ってくれやすいんですが。
それ以外のあまり銘柄を聞いた事がない場合、購入までいかない事が多いんですよね~。
大体の人が「ウチは昔からコシヒカリだから」と断られちゃいます…。
そもそもお米は高いいうえに、試食して気軽にその場で買うという感じでもないし。
だからなかなか売り上げを取るのが難しい商品の1つです。
でもマネキンの仕事は試食してもらい、お客さんに味を知ってもらう事!
あまり売れなかったからといって、落ち込まなくても大丈夫ですからね。
逆に言えば釜飯の素を使ったり、何か具を混ぜた販売だと売れやすいです。
この場合、メインの商品は「ご飯に混ぜる具」ですが。
お米に混ぜて炊くだけでからすごく楽ですよ~。
釜飯の良い香りに釣られて、お客さんが寄ってきやすいメリットもあります!